【ペナント】12チームのペナント成績を検証した(03_結果②-交流戦)【パワプロ2020】
本記事では、パワプロ2020のペナントモードで、収録されているプロ野球全12チームのペナント成績を検証してみました。
※検証の前提は以下記事よりご覧ください。
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この記事では、交流戦の集計結果をご紹介します。
結果-交流戦
交流戦の勝敗数及び勝率は以下の通りに。
表・グラフから明らかな通り、圧倒的にパ・リーグが勝ち越しています。ソフトバンク・西武・ロッテ・楽天の4チームが勝ち越し、かつ上位3チームはすべてパ・リーグという状況です。
一方のセ・リーグは、リーグ順位の通り巨人がトップではあるものの、全体としては4位。そして勝率0.38で圧倒的最下位は阪神に。。
なお、セ・パそれぞれの勝敗数及び勝率も計算してみましたが。。
上記の通り、パ・リーグが勝率0.534で圧倒的に強いという結果になりました。
裏で、セ・パの各6チームの勝率、それぞれ15シーズン×6チームの90回分をサンプルとして平均のt検定を実施しましたが、パ・リーグのほうが平均勝率が高いということが、統計的に有意であるという結論でした。
近年の交流戦や日本シリーズの結果と同様の傾向が表れています。
ゲーム内でもパ・リーグが強い設定になっているようですね。
以上、交流戦の検証結果でした。
次の記事では、得失点の集計結果を取り上げます。
【ペナント】12チームのペナント成績を検証した(02_結果①-順位・勝率)【パワプロ2020】
本記事では、パワプロ2020のペナントモードで、収録されているプロ野球全12チームのペナント成績を検証してみました。
※検証の前提は以下記事よりご覧ください。
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早速ですが、検証結果をご紹介します。
本記事では、順位・勝率の合計・平均の集計結果を紹介しています。
結果-リーグ内順位
ペナントを1年間×15回実施した各チームの順位集計は以下の通りに。
結果-勝敗数・勝率
続いて、15シーズン分の勝敗数(1チーム当たり143試合×15シーズン=2145試合)及び勝率は以下の通り。
所感
とにかく巨人・ソフトバンクの2強。巨人は15戦中13回で1位、平均順位1.2という圧倒的な成績を残していました。
一方で、セ・リーグでは阪神・ヤクルトが、パ・リーグではロッテ・オリックスが、それぞれ振るわなかったようです。
事前のチーム戦力評価との相関性は見られず、戦力評価のレーダーチャートはあまり信頼性のあるものではないことが推察されます。
また、勝率についても基本的には順位平均と連動した結果となっています。順位平均では巨人のほうが優秀でしたが、勝率ではソフトバンクのほうが高く、6割越えを果たしました。一方のオリックスは勝率0.430という結果に。。
全体としては、2020年のペナントリーグ結果に近い成績となっており、CONAMIの選手評価はリアルに近い設定に仕上がっている可能性が高いです。
次は、交流戦の勝敗数・勝率についての検証結果となります。
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【ペナント】12チームのペナント成績を検証した(01_説明)【パワプロ2020】
本記事では、パワプロ2020のペナントモードで、収録されているプロ野球全12チームのペナント成績を検証してみました。
※本記事は検証前の説明のみ記載しています。検証結果は次の記事をご覧ください。
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検証方法
デフォルト設定のままのパワプロ収録12チームでのペナントレースを、【1年間×15回】実施し、成績の平均を比較する。
設定
事前の設定は以下の通り。
環境
eBASEBALL パワフルプロ野球2020
Ver.1.5.0(2020年10月8日アップデート後)
参加チーム設定
12チーム完全デフォルトのまま。
なお、各チームの戦力比較は以下の通り(数字は12チーム中の順位。小さいほど戦力が高いことを指す)。
ペナント設定
設定状況は画像の通り。デフォルトとの主な変更点は以下の通り。
- 選手の成長:なし(デフォルト能力のままでのペナント実施のため)
- ノリノリ・スランプ:なし(調子による成績・結果のブレを最小限とするため)
- トレード・新外国人選手獲得:なし(ペナント中の戦力を変化させないため)
検証前の説明は以上です。
検証結果は次の記事よりご覧ください。
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